オッサン達の会話
2005/6/27(月) 午後 9:38 | オスカーの観察日記 | 小説
M 「いやー久しぶり}
K男 「調子悪ーてな」
H氏 「どないやったんや?」
K男 「死んでまうんかいな思たがな、気分が悪−て、あげてな」
H氏 「なんど悪いもんでも当たったんやろ」
M 「下したんかいな?」
K男 「いやー、あげるだけや」
H氏 「そらー、癌やど」
M 「頭が詰まりよるん違うか?」
K男 「日赤で見てもうたけど、どないもなかった」
M 「ええ顔色しとるがな」 ここへK男の連れのT氏が来る。
H氏 「よう儲ーかるか?」
T氏 「あっかいな、暇なもんや、Hさんはどないや?」
H氏 「原料高の製品安でさっぱりや」 ここへO氏が来る。
O氏 「そろてまんな」
M 「Oさん、今日は調子悪そうやんか」
O氏 「うん、ええ事無い、店長、冷たいの(ビールの事)」
M 「えんかいな?」
O氏 「ぐーんと行かな、何時死んでもええがな」 ここへN社長が来る。
N社長 「やっとってやな」
H氏 「マスター、やっぱり鯉の絵が効いとるんちゃうか」
M 「割と調子ええな」
K男 「鯉の絵てなにや?」
M 「細木数子がテレビで縁起がええ言うて勧めとった夫婦鯉が瀧昇りしよる絵や」
O氏 「昔から鯉の瀧昇りは縁起がええ言うんや」
H氏 「神さんみたいなもんやで、ここらは神さん有るんかいな」
M 「そこに、天神さんがあるがな」
O氏 「天神さんは菅原道真を祀ってあるんや、この人は九州へ流されたときに、
梅の花の歌を詠んだんやな」
M 「東風ふかば匂い起こせよ梅の花主無しとて春な忘れそ。やな」
H氏 「何でそないにすらすら出てくるんや」
K男 「荒神さんはないんかいな?」
H氏 「荒神さんはなんの神さんや」
M 「ネットで調べてみよか」
H氏 「これはほんまに便利やなー」
話しはここから天皇の始まりは何時かと言う事から、邪馬台国、アトランチィス大陸、
出雲の国、南極、野見の宿弥、珍説龍野物語と際限なく支離滅裂に進んでいった。
常連が集まると何時もこのパターンで、それぞれか勝手に話しをあっちこっちと飛ばして、
喋るだけ喋ると、適当に帰っていくのじゃ。今日の話しは遠大すぎて書き切れんので。
本日はこれにて。